「死刑宣告」を受ける直前は意外にも動じない
「死刑宣告」を受ける直前は意外にも動じないものだ。
私は覚悟を決めていた。
ここは病院の待合室。医師からの「判決」を待つ被告人。罪?は30年に及ぶ大量飲酒。
黄疸で顔は真っ黄色。蛙のように腹水で膨張した腹。全身が痛みとだるさで夜は眠れず
酒を浴びるように飲めば一時的に精神安定する。アル中以上に危険な状態。もう長くはない。
「肝臓ガンで余命3か月です」
それが私にとっての「死刑宣告」だ。
「自業自得じゃないか!」と、あなたは、この先読んでくれないだろう。それでもいいのだ。このブログは、読んでもらう為に始めたものではないのだから。
判決は、死刑を免れた。
「肝硬変」だった。
執行猶予がついたのだ。
しかし、あと何カ月?何年?という期限は伝えられていない。
ならば、自分で「xデー」を決めることにする。
「余命5年の自分の人生」と。
ブログのタイトルもそれに決めた。
自分への戒めとして、記録として、そして一番の目的は「残り少ない人生で何をするか?」
文字化⇒行動するモチベーションを上げる為にきままにブログを始めてみようと思う。